立夏の頃

#ガーデニング #暮らし #風間理紗

2024/05/02268 Views

writer:風間理紗
アーティスト / 室礼家 / 食農教育家 大学で社会学を学び、世界全体が幸福になるためには暮らしだ。そんな気づきから住宅メーカーに就職、理想の暮らし方を模索する中、日本の伝統的な暮らしの文化である室礼と出逢う。茅葺き屋根の古民家を舞台に、季節の室礼や手仕事を通して自然を五感で感じる親子向けワークショップを始めたことから始まり、小学校における教科連携食農教育プログラム制作と実践も重ねる。ヒトが自然の一部として今を存分に暮らせば暮らすほど自然も豊かになる暮らしの文化の共創と継承に力を注いでいる。

素敵な香り

モッコウバラの優しい香りの次はモクレンの清らかな香り、その次は柑橘の爽やかな香り、足元ではスズランがあんなに小さいのに脳に一直線に届くような魅惑的な香りを放っていて。。。

まだまだ色々素敵な香りがあるけれど。
そんなあれこれが日々少しずつ微妙な調合で変化しながら漂うので、最近の私は文字通り常に鼻をクンクンさせて香りを探しているような毎日です。

この花は、我が家の玄関で毎年この時期に咲いてくれるカラタネオガタマの花。
私はこの花の香りが大好きで、写真で見るだけでもうっかり鼻を近づけてしまいそうになって、いやいやさすがに写真からは香ってこないよと自分に突っ込むほど大好き。(そういえば昔、こするとにおいのするシールとかありましたね。)

この花は爽やかなバナナみたいな独特な香りがクセになる香りなのです。
そして、この香りを嗅ぐとあ〜4月もひと段落と少しホッとするのです。

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ゴールデンウィークとは言ってもそれぞれに多様な家族の予定を合わせると本当に束の間になってしまうのですが、週末に家族で筍ほりに行ったので、早速茹でたら山椒がないとね。
ということで木の芽を摘みます。

我が家には実山椒と葉山椒と2本あるので、その前でうろうろ歩いていると服にこすれて香るのですが、これがまた同じ山椒と名がついていても、この2本の葉の香りは全然違うの。
木によって個性があるのです。
う〜ん香り。奥が深い。。。

日々旬に追われる春ですが、今度は香りを綴じ込める蒸留の世界も楽しんでみよう。
と密かに思っています。

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