大暑から立秋の頃

writer：風間理紗　
いのちが巡る暮らしの文化の種を蒔く　しつらいなおらい　主宰 室礼家/菜園教育家/LANDARTIST 日本の伝統的な家庭内文化である室礼と出逢い、2009年より活動をスタート。茅葺き屋根の古民家を舞台に、季節の室礼や手仕事を通して自然を五感で感じる親子向けワークショップを多数開催。モンテッソーリ教育や菜園教育についても学びを深め、2020年より一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンのモデル校である多摩市立愛和小学校の教科連携エディブル授業のプログラムディレクターを務めた後、地元横浜を中心に、授業、放課後、学内、学外様々なプログラム制作と実践を重ねる。

七夕

カラカラに乾いた土にスコールのような雨が一時降り注ぎ、また晴れる。
そんなお天気が続いています。
もはや雨に濡れることはそれほどイヤでなくなってきました。

そんな雨上がり。
里芋の葉に結んだ露がきらり。
この愛おしくも儚い輝きは、今を生きる私たちひとつひとつのいのちのよう。

七夕にはこの露を集めて墨を擦り五色の短冊に祈りを込めて願い事を書きます。
今年の旧暦の七夕は8月22日。
そのひとつひとつを大切に掬い取るように過ごしていきたいです。

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