自然に囲まれた歴史ある港町「オールボー」

#ヨーロッパ #暮らし #パイプなこ

2022/10/05165 Views

夏も終わり、すっかり秋めいてきたデンマーク。
今回は、夏の思い出として8月にデンマークのオールボーで行われた帆船レースとセーリングの話題を、Tina Kristiansenさんが紹介します。

デンマーク国内で4番目に大きな都市「オールボー」

私たちが住む「オールボー」は、デンマーク国内で4番目に大きな都市。
ヨーロッパ大陸から北に伸び、北海とバルト海を分けるユトランド半島に位置しています。

このユトランド半島には風光明媚な街がたくさん点在しますが、なかでもリムフィヨルドに囲まれたここ「オールボー」は、そのフィヨルドがカテガット海峡と北海を結ぶ細い通路となり、かつてはバイキング船がこの海峡を航行した場所として有名なんです。

でも、「オールボー」の魅力はフィヨルドとバイキングだけではありません。
その歴史ある街並みはとってもチャーミング。
たっぷりな自然のなかに、古くからある建物が今でもたくさん点在し、多くの人を魅了し続けています。

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歴史ある港町で行われた帆船レース

そんなオールボーで今年の8月、帆船レース「The Tall Ships Races」のイベントが開かれました。

この「The Tall Ships Races」は、毎年、世界中の帆船が集結して港を巡るレース。
今年はデンマークの「エスビアウ」という街からスタートし、約1か月かけて北海に面したオランダとベルギーの都市をまわり、最後に再びデンマークに戻ってくるというスケジュール。
しかも、その最終寄港場所が、私たちの住む「オールボー」だったのです。

そのレース最終日に「オールボー」の港に集まった帆船は、なんと40隻!
その圧巻の姿をひと目見ようと、連日、たくさんの人がウォーターフロントに集まり、街では連日イベントも行われ、たくさんの人でにぎわいました。

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自家用ボートで楽しむ小さな街

船といえば、じつは、私たち家族もセイリング用のボートを持っています。

わが家自慢のこのボートに乗って、陸路からは行けない場所に行ってみるのは、家族の夏の楽しみ。
数日かけて小さな港町や漁村に立ち寄り、デンマークらしいかわいらしい家々を眺め、道端に咲く花を愛でたりしながら、ゆっくりと家族時間を満喫します。

そして、途中で寄港するマリーナでは、私の大好きなオープンサンドのスモーブローをいつも作って楽しみます。
デンマークの市場では、近海で漁獲される魚はあまりお目にかかることがなく、しかも、生のお魚はとても高価。
だから、このオープンサンドに魚介類を使うときは、エビやスモークサーモン、オイルサーディンなど、加工品を乗せて楽しむのが一般的です。

マリーナで海を眺め、自然を感じながらいただくスモーブローのお味はまた格別。
来年の夏、また家族そろって海辺で過ごす時間が待ち遠しいです。

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