小雪そして大雪の頃

writer：風間理紗　
いのちが巡る暮らしの文化の種を蒔く　しつらいなおらい　主宰 室礼研究家/LANDARTIST/EDUCATOR 日本の伝統的な家庭内文化である室礼と出逢い、2009年より活動をスタート。茅葺き屋根の古民家を舞台に、季節の室礼や手仕事を通して自然を五感で感じる親子向けワークショップを多数開催。モンテッソーリ教育や菜園教育についても学びを深め、2020年より2年間、一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンのモデル校である多摩市立愛和小学校の教科連携エディブル授業のプログラムディレクターを務めた後、地元横浜を中心に、授業、放課後、学内、学外様々なプログラム制作と実践を重ねる。

この季節の楽しみ

先日仕込んだ柿酢が良い感じに甘やかな酸味のある芳りを放ってきました。
柿の表面に棲まう目に見えないほど小さな菌の働きで美味しい酢ができる不思議。
その働きを芳りや味で感じられるのが楽しくて、この季節の楽しみになっています。

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そしてリビングに畑から切ってきたティーツリーの枝がどっさり生けられると、年の暮れが近づいたなあと感じます。
まだそれほどキュッとするような寒さは来ない私の暮らす地域でも、じわりじわりと深まりつつある冬。

先日はお庭で採れたナツメの実をたっぷり入れた参鶏湯スープを作りました。
他にも色々スパイスを入れて。
身も心もほかほか◎

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いのちが巡る暮らし

お庭の木々は実も葉っぱも落として冬支度。
ですが、足元の方に毎年いつの間にか生えてきてくれる三つ葉やセリに食卓を助けてもらうことが増えてきます。

一年を通じて何かしらお庭からのもので食卓を助けてもらえる幸せ。
本当にありがたいです。
ということで、今年もコンポストの土をお庭にお返ししましょうね。
土からいただき、土に還る、いのちが巡る暮らし。
豊かです。

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