イギリスのクリスマス

#ヨーロッパ #暮らし #パイプなこ

2022/12/21199 Views

イギリスでは12月に入ると街がクリスマスの飾り付けでキラキラと輝き、暗くて長い冬にふさぐ心を明るくしてくれます。
今回は、そんなイギリスのクリスマスを紹介します。

気分を上げてくれるイルミネーション

イギリスの暗くて長い冬に、明るく彩りを添えてくれるのがクリスマス。
街のいたるところにイルミネーションライトが飾られ、人々の心を癒してくれます。

今年は電気代が高騰しているため、イルミネーションは少なめとか。
とくにライトで飾っている個人宅がとても少ないように感じます。

それでもやはり、ショーウィンドウなどにキラキラと輝くライトの飾りを見るのは楽しいもの。
寒い冬にちょっぴり沈みがちな心もウキウキとしてきます。

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日本の年末年始に似ている⁈

イギリスでクリスマスを祝うのは、イヴの24日ではなく25日。
日本のように恋人とロマンチックな時間を過ごすのではなく、家族で祝うのが一般的です。

イメージ的には日本の年末年始に似ています。
クリスマス前のスーパーが、ターキーやミンスパイ、シャンパンにクリスマスプディングなどなど、クリスマス用の食材を買い求める人でごった返す様子は、年末にお正月用品を買う人でにぎわう日本の光景にそっくり。

親しい人たちと美味しいものを食べ、ゆっくりと過ごしたいという気持ちは、時期が違えど、どちらの国も同じのようですね。

生木を使ったクリスマスツリー

クリスマスに欠かせないのがクリスマスツリー。
イギリスでは生木がまだまだ人気で、最近では若者が買い求める傾向に戻りつつある、という話もあります。
英国では毎年800万本以上のクリスマスツリーが販売されているそうですから驚きですね。

この生木のクリスマスツリー、11月の最終週ごろから、大型のスーパーやガーデンセンターなど、いたるところで購入できます。
街中にも販売場所が設けられ、ツリーを買い求めた人が車に乗せたり、担いだりして、自宅まで運ぶ姿をよく見かけるようになるのです。
購入したツリーは自宅に戻って飾りをつけ、その下にクリスマスプレゼントを並べて、家族と一緒に当日を迎えるのが習慣です。

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欠かせないクリスマスクラッカー

もうひとつ、イギリスのクリスマスに欠かせないのがクリスマスクラッカー。
日本でよく見かける円錐形のクラッカーとは違い、キャンディの包みのような形をしていて、中には小さなおもちゃや格言、クイズが書かれた紙などが入っています。

このクラッカー、サプライズで使ったりするのではなく、クリスマスマスディナーの前にテーブルについたときに使うのが一般的。
両手をクロスさせて、隣りに座った人とクラッカーの両端を引き合きあい、火薬のパーンという音と一緒にみんなで声を合わせて「メリークリスマス!」。
中に入っている紙でできた王冠をかぶり、ディナーを盛り上げるのです。
大人も子どもも一緒に楽しめる、イギリスのクリスマスならではのアイテムですね。

今年はすでに各地で初雪となったイギリス。
寒さのなか、親しい人と一緒に過ごすクリスマスはとっても温かですよ。

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