植物の殖やし方

#ガーデニング #暮らし 

2019/08/18382 Views

川崎市緑化センター

先日、川崎市緑化センターが開催する講習会に参加してきました。

川崎市多摩区にある川崎市緑化センターは、JR南武線 宿河原駅から徒歩約7分。
周囲には、二ヶ領用水や東高根森林公園などの緑があふれ、散策にはとても良い場所です。
桜の時期は二ヶ領用水沿いに、数百本の桜が咲き乱れます。用水脇の土手には七輪を持参して花見をする人も。

あまり知られていませんが、このあたりの南武線沿線エリアは、静かで緑がとても多く、田園都市エリアに比べて不動産価格がだいぶ安くなります。
静かな暮らしが好みの方にはオススメできるエリアなんです。

緑化センター園内には、一年を通し色とりどりの草花が咲き、各種樹木が立ち並び、市民の木として親しまれている“ツバキ”が約200種類も植えられています。

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植物の殖やし方

参加した講習会は、「植物の殖やし方。」

植物を殖やすには、種子繁殖(種まき)、挿し木、接ぎ木など、さまざまな方法が存在しますが、今回は技術的にも優しいといわれる「挿し木」をメインに、その方法を教わってきました。


挿し木
”母株の茎の一部を切り取り(これを挿し穂という)、挿し床に挿し、芽と不定根の形成を期待することで個体数を増やす園芸ないし農業技術である。”
出典: フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)

挿し木の手順

1.挿し穂をつくる
それぞれの植物には、挿し穂に適した長さがありますが、おおむね5〜10センチとなることが多いようです。また、挿し穂に大きな葉がついている場合は、半分程度の葉を切り、水分の蒸発を抑えます。
2.水揚げをする
つくった挿し穂を水に浸け、水揚げをしておきます。
3.挿し床をつくる
挿し床には多くの栄養が必要に思えますが、実は栄養が少ないことが条件。甘やかさず、自力で根を出させることが重要のようです。菌がいない清潔な土で、保水性が良いことも条件となります。
4.ルートンにつける
水揚げをした挿し穂の切り口に、発根剤(発根促進剤)を塗ります。
5.挿し穂を挿す
挿し穂を挿す場所に割り箸等で穴を掘り、切り口を傷つけないようそっと挿し込みます。挿し込んだら倒れないよう周囲の土を軽く押し固めます。

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その後の管理

挿し床は直射日光の当たらない、明るい日陰に設置します。

水を切らさないよう注意が必要ですが、受け皿に余分な水が溜まり、湿りすぎるのも避けなければなりません。
毎朝、サッと湿らす程度に水やりをするのがコツでしょうか。

3週間〜1ヶ月で根を出し、その後新しい葉が次々と生まれてきます。
生まれてからすくすくと生長する植物を見守っていると、とても幸せな気持ちになりますよ!

(写真)挿し木から生長するコリウス

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