専用庭で自然を感じる暮らし

川崎市 ・H様

#with Pets #アウトドアリビング #ガーデニング 

2019/08/216852 Views

Case

駅から少し距離のある、川崎の静かな場所に暮らすH様。

「自分の家こそ、緑に囲まれた環境が何より大切」と、“駅近”よりも、“庭のある暮らし”を選択しました。

まったく購入するつもりはなかったマンション

もともと近くの賃貸マンションに暮らし、物件を購入する意思はまったくなかったというH様。
この部屋のチラシやノボリは何度も目にしていましたが、注意することもなかったといいます。

ところがある時、何か感じることがあり、突然現地に足を運んでみることに。
リビングから広がる約30㎡の専用庭を見た瞬間、購入を決めていたそうです。

独りでつくりあげた自分の庭園

「人と一緒にいるのも好きだけど、それよりも独りでいることが好き」というH様の楽しみは、リビングから緑の広がる庭を眺めて過ごすこと。
草木が風にゆらぐ様子を見ていると、自然の中にいる感じがして、とても幸せな気持ちになれるといいます。

あまりにも広々としたスペースに、最初はどうやって庭をつくっていくか分からなかったものの、ホームセンターなどで人工芝、レンガ、テーブル、チェア、パラソルを購入。
自分独りでコツコツとつくりあげ、次第に自分の理想空間ができあがっていきました。
たまにお友達を招くと、その素敵な空間に、驚きの声があがることも多いようです。

(写真上)ゼラニウム
現在はペラルゴニウム属に分類されていますが、もともとゲラニウム属に分類されていたことから、今もゼラニウムと呼ばれています。南アフリカ・ケープ地方原産のため、乾燥に強く、日当たりと風通しの良い場所で育てれば、一年中開花してくれます。

(写真下)シソ
日本人には馴染みの深いシソは、食中毒で死にかけた人が蘇ったことから、「紫の蘇る草」と名付けられたそうです。日当たりの良い場所を好みますが、葉が固くなってしまうため、食用であれば半日陰で育てると良いようです。

植物を育てるということ

今回、自分が求める暮らしにさらに近づくため、この部屋を手放すことを決心しました。
長い年月をかけてつくりあげた庭から離れることは、大きな決断を必要としましたが、より緑の多い環境を求めるようになったといいます。

「植物を育てることは、イコールゆとりを持つこと。ほんの少しの時間もつくれない生活は、心を亡くした状態と同じ。」
「長年アパレルの世界を過ごしたため、キラキラしたものの良さも理解できるが、やはり自然のもつ魅力には到底敵わない。」
「できれば同じ感性を持つ方に引き継いでほしい。」

話の中ででてくるH様の言葉は印象的なものばかり。
新しい環境でも、自分らしく、幸せな暮らしを送られることと思います。

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